真夏に涼を吹き込む、粋でモダンな美術展CM

資生堂意匠部での商品・広告デザインや、泉鏡花をはじめとする小説の装幀、さらに挿絵や舞台装置など、大正から昭和にかけて商業美術の分野で活躍した小村雪岱。その多彩な仕事は現代のアートディレクターやイラストレーターにも通じます。そんな雪岱を取り上げた美術展「小村雪岱スタイル―江戸の粋から東京モダンへ」が山口県立美術館で盛夏の時期に開催されます。ＣＭでは、泉鏡花『愛染集』に使われた雪景色の作品を使用し、暑さの盛りに一服の涼を吹き込むとともに、「雪岱調」と呼ばれる繊細で独自なスタイルの世界へと誘います。